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2023年7月、友人たちとポルトガルのBoom Festivalへ参加した。

自分はOZORAにも参加しているが、Boomはまた全然違う。

まず、とにかく広い。そして、とにかく暑い。昼は常設テントの中でも寝にくく、砂ぼこりもすごかった。その一方で、会場には湖があり、暑くなったら水へ入れる。

巨大なDance Templeで聴く音は最高で、最終日のAstrixからGMS & Dicksterへ続く流れは、今でも強く記憶に残っている。

この記事でわかること

  • 関西空港からドバイ・マドリッド経由で会場へ入った実際のルート
  • Boom公式Lizard Campの常設テント「ASGARD」の中身と価格(2023年当時)
  • 灼熱と砂ぼこりへの対策、湖の使い方
  • Dance Templeを中心にした最終日の流れ
  • Boom後にそのままイビサへ移動した旅程

2023年参加の基本情報

項目内容
フェスBoom Festival 2023(ポルトガル)
参加期間7月24日入場 → 27日朝出発の3泊4日(開催途中から参加)
ルート日本国内 → 関西空港 → ドバイ(Emirates) → マドリッド1泊 → レンタカーで約5時間
宿泊Lizard CampのASGARD常設テント(3人用・複数棟)
人数友人たちのグループ
フェス後マドリッドからイビサへ直行し4泊

日本から関西空港、ドバイ経由でマドリッドへ

今回のルートは、

日本国内 → 関西空港 → ドバイ → マドリッド

だった。

関西空港からEmiratesでドバイへ入り、約2時間50分の乗り継ぎでマドリッドへ。2023年7月23日の午後に到着した。

マドリッドではAC Hotel Avenida de Américaに1泊。空港でレンタカーを借り、街で水、食料、スナック、トイレットペーパーなどを買ってからBoomへ向かった。

マドリッドの街並み Boomへ向かう前に1泊したマドリッド。

大型レンタカーは便利。ただし市内駐車場に注意

全員分の荷物とキャンプ用品を載せるため、大きめの車を借りた。

複数人でBoomへ行くならレンタカーはかなり便利だ。水や食料を大量に積み、キャンプ用品もまとめて運べる。

ただし、マドリッド市内の駐車場は大型車に厳しいことがある。自分たちは駐車場へ入れたあと、サイズ制限で出られなくなりかけた。

大型車を借りる場合は、ホテルや立体駐車場の高さ・幅の制限を事前に確認したほうがいい。

マドリッドからBoomまでは約5時間

マドリッドからBoomまでは、運転だけなら約4時間30分、休憩を含めると5時間ほどの感覚だった。

途中、スペインからポルトガル方面へ移動する国境付近で検問があり、一度車を降りた。ただし、自分たちの場合は車内を徹底的に調べられるようなものではなかった。

帰りには検問へ遭遇しなかった。

開催途中から入り、ラストまで3泊

自分たちは7月24日にBoomへ入り、25日・26日を過ごし、27日の朝に出発した。

つまり、開催途中からラストまでの3泊4日だった。

途中参加だったため、入場待ちはかなり短かった。

Boom会場の壁画 Boom会場で撮った壁画。ここから3泊のキャンプ生活が始まった。

宿泊はLizard CampのASGARD

宿泊したのは、Boom公式のLizard Campに用意されたASGARD常設テントだった。

予約したのは3人用を複数棟。販売開始後、かなり早く売り切れた。1回の購入で1棟しか取れなかったため、同行者と分担して必要な棟数を確保している。

1棟に付いていたもの

  • シングルの段ボールベッド3台
  • マットレス3枚
  • 掛け布団
  • 各種カバー
  • ベッドサイドテーブル
  • 電池式LEDライト
  • マット
  • 暗証番号式南京錠

自分でテントを持って行き、設営して撤収するより、かなり楽だった。次回も利用できるならASGARDを選びたい。

2023年の予約記録では、グループ分の合計で約24.4万円だった。価格と内容は開催年によって変わるため、最新情報は公式で確認してほしい。

ただし、昼のASGARDも暑い

ベッドや寝具が付いていても、ホテルのように快適なわけではない。

昼間はテント内もかなり暑く、特に15時前後は寝にくかった。

Boomで一番大変だったのは、会場の広さ以上に、この暑さだったと思う。

Lizard CampからDance Templeまで約1.4km

旅行前に会場マップで測ったところ、Lizard CampからMain StageのDance Temple周辺まで約1.4kmだった。

実際に歩くと20分前後の感覚。往復だけで約3kmになる。

Boomでは、「ちょっとフロアへ行く」という感覚ではない。忘れ物をして戻るだけでもかなり歩く。

広大なBoom会場 乾いた地面と広い空。Lizard Campから主要エリアまで毎回かなり歩いた。

会場内の案内看板 Dance Templeだけでなく、Alchemy Circle、Liminal Village、Nataraj Danceなどが広大な敷地に点在する。

テントを見失わないようにする

Lizard Campには似たテントが並ぶ。

初日にスマホの地図へ位置を保存し、夜でも分かる目印を付けておくと安心だ。充電が切れたときのため、GPSだけに頼らない目印もあるといい。

とにかく暑い。15時前後がきつい

Boomの昼は日差しが強く、地面も乾燥している。

自分が一番きついと感じたのは15時前後だった。ASGARDの中も暑く、昼寝をしたくても寝られない。

必須だと感じたのは、

  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 大判スカーフ
  • 水着

だった。

日陰のあるエリア 昼は日陰を見つけて休む時間も大切。

Boomで一つ追加するなら大判スカーフ

大判スカーフは、暑さと砂ぼこりの両方に使える。

頭や首へ巻き、濡らして体を冷やす。乾燥した道を歩くときは、顔や鼻、喉を守る。

周囲にもスカーフを使っている人が多く、Boomとの相性はかなりいい。

Amazonで大判スカーフを見るリンク準備中

砂ぼこり対策

乾いた会場を大勢の人が歩くため、砂ぼこりが舞う。

鼻、喉、目がつらくなるので、次に行くときも同じ物を持って行く。

  • スカーフ
  • マスク・フェイスカバー
  • 鼻うがい
  • 目薬
  • うがい用品
  • のど飴

白い服はかなり汚れやすい。

湖へ入ると本当に生き返る

Boomでかなり好きだったのが湖だ。

昼間は多くの人が泳いでいる。自分が入ったときは水もきれいで、暑さの中で湖へ入ると本当に生き返る感覚があった。

裸で泳いでいる人も多く、それを特別気にする人はいない。その自由さもBoomらしい。

水着は絶対持って行ったほうがいい。

一番好きだったのはDance Temple

自分がBoomで一番好きだったステージはDance Temple

規模が大きく、デコレーションも派手。OZORAとはまた違った方向で作り込みがすごい。

低音、音圧、広がりまで含め、サウンドシステムもかなりよかった。

Dance Temple内部 巨大なDance Temple。カラフルな天井とデコレーションが圧倒的だった。

2日目はAce Ventura

7月25日は、15時のAce Venturaを目標に会場へ向かった。

Boomは会場が広いため、見たいアーティストへ合わせて、宿泊エリアを出る時間まで考えないと間に合わない。

最終日はSonicspeciesからAstrix、GMS & Dicksterへ

最終日の予定は、

  • 15:00 Sonicspecies
  • 16:30 Astrix
  • 19:30 GMS & Dickster

という流れだった。

Astrixは3時間。そのままGMS & Dicksterへ続いた。

何日間も暑さと砂ぼこりの中で過ごし、巨大なDance Templeで迎えた最後の流れ。本当に感動した。

最終日のDance Temple 最終日のDance Temple。AstrixからGMS & Dicksterへ続く流れが旅のハイライトだった。

Alchemy CircleではLiquid Soul

Dance Temple以外で印象に残ったのが、Alchemy CircleのLiquid Soul。

Boomは広いため、すべてを見ることはできない。Dance Templeだけで終わらせず、体力と時間が許す範囲で他のフロアへ動くと、違う音に出会える。

昼と夜で別世界

昼は灼熱だが、夜は普通に寒くなる日もある。

照明やレーザーが入ると、広大な会場全体の雰囲気が変わる。昼用の服だけではなく、夜用の防寒着も必要だ。

夜のBoom 夜のBoom。昼の灼熱とはまったく違う景色になる。

フード、トイレ、シャワー

会場のフードはおいしかった。自分はパスタをよく食べたが、価格はそれなりに高い。

トイレにウォシュレットはない。ただ、清掃している人がいて、自分が利用した範囲では想像よりきれいだった。携帯ウォシュレットは持参した。

シャワーは水だった。

通信が悪いときはSMSが役立った

Boom会場内は通信が悪かった。

複数人で離れると、インターネット経由のメッセージが届きにくい。そこで意外と役立ったのがSMS、ショートメールだった。

公式アプリも事前にインストールし、タイムテーブルと会場情報の確認に使った。

充電は現地を当てにしない

充電スポットはあったが、使いやすいとは感じなかった。

モバイルバッテリーは、航空会社のルールに収まる容量を複数持つほうが安心だ。グループでは24,000mAh級のAnker製品などを候補にしていたが、本人が使った正確なモデルは確認していない。

Amazonで20,000mAhクラスのモバイルバッテリーを見るリンク準備中

実際に優先度が高かった持ち物

  • 大判スカーフ
  • 帽子
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 水着
  • 歩きやすいサンダル
  • 携帯ウォシュレット
  • モバイルバッテリー
  • 鼻うがい
  • 目薬
  • マスク
  • 夜用防寒着
  • カップラーメン
  • 粉末スポーツドリンク

充電式扇風機、折りたたみチェア、ヘッドライト、AirTagなどもグループで準備候補にしていたが、本人が実際に使用したか未確認の物は「使ってよかった」と断定しない。

Boomのあと、そのままイビサへ

7月27日の朝にBoomを出発し、マドリッド空港でレンタカーを返却。その日のIberia便で、マドリッドからイビサへ直行した。

以前はバルセロナ経由だった記憶もあったが、当時の記録ではマドリッドからの直行便で確認できた。

イビサには4泊し、The Ibiza Twiinsへ宿泊した。この旅についてはイビサ4泊の体験記で詳しくまとめている。

よくある質問(FAQ)

テントは持って行くべき?ASGARDのような常設テントを取るべき?

ベッド・寝具・南京錠まで付いたASGARDは、自分でテントを設営・撤収するよりかなり楽だった。2023年の予約記録では、3人用を複数棟予約してグループ合計約24.4万円だった。ただし販売開始後すぐ売り切れたので、狙うなら販売開始のタイミングを公式でチェックしておきたい。価格や内容は年によって変わる。

暑さはどのくらい?

昼は常設テントの中でも寝にくいほど暑く、特に15時前後がきつかった。帽子、サングラス、日焼け止め、大判スカーフ、水、水着は必須だと感じた。限界になったら湖へ入ると本当に生き返る。

会場は歩ける広さ?

Lizard CampからDance Temple周辺まで約1.4km、徒歩20分前後。往復だけで約3kmになるので、「ちょっとフロアへ行く」という感覚ではない。歩きやすいサンダルと体力配分が重要だ。

会場内の通信は?

通信はかなり悪かった。複数人で離れると、インターネット経由のメッセージが届きにくい。意外と役立ったのがSMSだった。公式アプリも事前にインストールしておくといい。

おわりに

Boomを思い出すと、まず暑さを思い出す。

青い空。強烈な日差し。乾いた地面。砂ぼこり。昼はASGARDの中でも寝られない。Lizard Campから20分歩き、限界になったら湖へ入る。

そして最終日。Dance TempleでAstrixを3時間聴き、そのままGMS & Dicksterへ。

楽なフェスではなかった。

でも、大変だったからこそ、最後の音が強烈に記憶に残っている。自分にとってBoom Festival 2023は、そういうフェスだった。


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